30日 7月 2017
よく指図をして、その指図によく従うものを自分と心が通ずるなどといって寵愛したりするが、このような使い方をして、この者は職務をよく取りさばくと思っていたのでは、人の器量を使ったことにならない。
16日 7月 2017
人を使ってみてその器量を見分けるには、上に立つ者が自分の好みによりこうせよああせよと指図を与えるようなことをせず、その人の考えに任せて思うままにやらせてみることが必要である。
15日 7月 2017
人を見分けるというのは、とにかくその人を使ってみて初めてわかることである。そうでなく自分の眼識だけで人を見分けようとすれば、結局は自分の気に入った人を器量のある人と思うようになるが、これは最も愚かしいことである。
15日 7月 2017
人才を探すのに、自分の方から注文を出して好みを正面に出すのでは、その注文に合うような人物は古今東西はおろか、将来どこまでいっても見つかるはずがない。自分の注文に合わない人は人才ではないなどと考えてはいけない。
06日 7月 2017
下から申し出た意見の理屈が通っていれば不十分な点には構わず、その理屈の通っているところをほめてやり、時機をみて問題点について尋ねるべきである。こうすれば道理にかなった点をほめるということが主になって、下の者の心を畏縮させることがない。
24日 6月 2017
上に立つ者が自分の才知を出して下の者と競争しようとするのは非常に間違ったことである。すべて上に立つ人には得意な方面があることさえも好ましくない。得意な方面に熟達しているとその方面について他人の意見を聞き入れようとしなくなるからである。
19日 6月 2017
執政の職は、自分の才知を発揮するのではなく、下の者の才知を活用し、下の者を育成して有用な人物の多く出るようにするのがその職分の第一である。自分の才知を発揮するのは諸役人の職務であって、執政の職分ではない。
16日 6月 2017
執政は重い職分であり、その人の言葉や動作を下から万人が常に気をつけて見ているのであるから、執政の職にある者は言葉使いや容姿を慎み、下の者に向かって乱暴な口をきかず、無礼にならないようにすることを第一に考えるべきである。
15日 6月 2017
人にものを申し付けるときは、自分自身でまず万事をやってみて、十分に知り抜いた上で、それから人にやらせてもよい。
15日 6月 2017
夕刻には日のある場所を自分で見回って、火の用心を家人にかたく申し付けておかなければならぬ。常に注意して警戒することを毎夜のように申し付けて習慣にさせなくてはならぬ。

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